ぎふ羽島駅前フェスについて
2018年 なまずまつりは → ぎふ羽島駅前フェスに 名称を変更いたしました
なまず祭「縁起」
1891年(明治24年)10月28日6時38分本巣郡西根尾村を震源としてM8の直下型巨大地震が起こりました。羽島郡市でも笠松町内・竹鼻町内より出火。羽島市の前進である葉栗郡・中島郡で死者1007名、負傷者2107名 総戸数12254戸に対し9419戸が全壊1700戸が半壊。火災により1135戸が失われました。被害戸数は実に94%に上る大震災でした。
震災より100年後1990年にこの大震災を風化させず、又、鎮霊の為に地震を引き起こすとされるなまずを鎮めるために、また同年なまずの研究者として知られ「なまず殿下」とも通称される秋篠宮文人親王のご成婚にあやかり「美濃竹鼻なまずまつり」が開催されました。
以来、25年を重ね本年より
なまず鎮霊を掲げ、なまず祠にお参りする事により家内安全を願い。なまずが再び暴れ地震が起こらない為に「たけちゃん&はなちゃん」と共に市民が妖精になりなまずを癒してあげ子孫長久を願うまつり。
としてリニューアル致します。
祭りの概要
羽島を愛する方は、世界中に10万人20万人と居るはずです。その点でしかない散らばったアビリティを結集し、まちに変革をもたらす為、新たな賑わいを創造させていただきます。「That’s proof of my self-improvement」~それは自己研鑽の証である~とスローガンを掲げ着実に研究すれば必ず結果が伴うという信念を持って新たな祭りに取り組みます。
なまずまつりでは食・文化・産業の三位一体となった具体的な提案をさせていただきます。
☆まちに対しての魅力発掘
まちに対しての魅力を知ること、誇りや自信を持つことは郷土愛に繋がり、郷土愛を持つ人はこの地域の発展に自らの才能を生かしていきたいと思うでしょう。しかし郷土愛が無ければその才能も外部へ流出し悪循環をもたらすのです。それは有形無形の魅力を持ったコミュニティーと共に、このまちにどんな魅力があってどんな可能性があるのか改めて考え、そのうえでどんなまちにしたいかという理想の姿を共有し、新たな賑わいを創造します。
昨年度、子ども達の提言を図る事業をさせていただいてそこで出た意見を羅列させていただきます。
- 繊維のまちで在ったことを伝承し、現在でも繊維を生業にしている会社の発展の一助としたい。
- 羽島にある小売店の販売促進の一助としたい。
- 水道水(地下水)を商品化したり資源とする。
- 円空CITY羽島・円空像の応用で羽島興しの一助としたい。
- 蓮根料理の推奨
- 千代菊の活用
- 広大な農地と河川敷の活用
- 岐阜の玄関口としての活用
以上の事から岐阜の玄関口の活用に注目し新たな賑わいを創造させていただきます。
☆現在あるコミュニティとの連携
羽島市民のDNAには旧来の「輪中」の意識が今も少なからず存在している。その特色を生かした事業を展開していきます。
竹鼻町の竹鼻祭りは歴史も町内の誇りも存在するので、大いに手本としていきたい、その中で新たな文化が創造できればと考えております。又、他団体との連携強化に努めたいと思います。
☆食・文化・産業
まつりには精神的支柱が必要であるが「神」「仏」と現在羽島市あるものを活用して行けば伝統も受け継がれていくはずです。
文化的な要素に加え副産物的にイベントを開催し岐阜の表玄関である事を踏まえ羽島だけでなく岐阜の他の市町村を巻き込んで事業を進めて頂きます。